すきま時間をまた埋め始めた
kindleで小説をダウンロードした。
最近何ヶ月かまともに小説を読んでいなかったと思う。
1ヶ月前に思い立って平野啓一郎さんの『決壊』の冒頭数ページを何度も読むということをやったけど、普通に通しで読んだのはそれから1,2ヶ月前のこと。
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「なにかで結果を出すためには脇目も振らずそのことに集中し続けることが必要だ」という考え方がある。
僕もそれを実践してみた。
仕事以外に持ち合わせている余力をすべてひとつのことに集中させることで、そのひとつのことで成果を上げようとしてみた。
しかし、壊れた自動車が「ぷすぷす」と煙を吐いて失速し、やがて動かなくなってしまうように、僕はまた行き詰まってしまった。
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ひとが持つエネルギーは自動車のガソリンやRPGのキャラクターのHPのように、量の定まったものではないのではないだろうか。
むしろ、あれこれ手を出す方が「ドキドキ」「ワクワク」楽しくて、振り返れば、ひとつのことに集中してなにかをやろうとしたときより、多くのエネルギーを発揮しているということがあるのではないだろうか。
僕みたいな貧乏性でせっかちな人間は、無理になにかひとつのことに集中しようと思っても、段々「集中投下した分だけの結果を出さなきゃ・出せるはず」と焦って、そのことを楽しめなくなってしまうのだ。
ということで、僕はMacBook Airを買ったことを皮切りに、またいろんなことに手を出そうとしている。
またすぐやめちゃうかもしれないけどね。
おしまい