朝焼けが綺麗だった

 久しぶりに朝早く起きて外に出た。

 

 最近、寝起きする時間が微妙に曖昧になっていて、何時に寝ても平日も休日もギリギリの時間まで寝ていた。

 

 「ちょっと風邪っぽい」のを理由に何日か早く寝るようにしていたら逆に寝すぎてしまったようで身体が凝ってしまい、週末に一人でやりたいことをやる時間を確保する目的もあって、今日はいつもより早く起きて近所の24時間営業しているファミリーレストランに来た。

 

 元々、専業主夫だった時には朝早く起きて運動したり喫茶店に行ったりするのが習慣になっていたから、身体にその時のリズムがまだ残っているらしく、今日も早起きするのは久しぶりだったにも関わらず、目的の時間通りにすんなりと目を覚ますことができた。

 

 既に起きてしまっていた息子に見つからないようにそっと玄関の扉を閉めて振り返ると、マンションの廊下の柵の向こうに焼けるような朝日が登っているのが見えた。その時ふと写真を撮って妻にLINEで送ろうか迷って止めたのだが、今考えればもう少しその綺麗な朝焼けを眺めていてもよかったかもしれない。

 

 ファミレスに入ってnoteとブログの記事を書き始める前にTwitterをチェックすると、朝焼けの写真をアップロードしている人がいた。

 

 僕は同じ時間に自分と同じ様に朝焼けの美しさに心を動かされた人がいたことに何とも言えない不思議と幸せを感じ、「帰りはもっとよく空を見て帰ろう」と思った。